宅建は社会人になってから取得しました。
(当時は宅地建物取引士ではなく、宅地建物取引主任者と言う名称でした)
学習を始めたのは4月後半ごろで、本屋でなんとなく選んだテキストを読んだりノートをまとめたりといった非常に効率の悪い勉強方法をわりと直前まで続けていました。
この時点ではアウトプットが圧倒的に足りておらず、ようやく問題を解き始めてみると、受験生が8割正解するような問題でも、全く答えがわかりませんでした。
試験の2ヶ月ほど前、過去問が重要らしいということを知りました。
今から考えると信じられないのですが、この時点で私は過去問を買ってすらいませんでした。
勉強はしていたのですが、その方法については、あまりにも無頓着だったのです。
それからすぐに過去問メインの勉強方法に変え、何とか合格することができました。
宅建は、過去問を真面目に勉強すれば、誰でも合格できる試験です。
私は完全に独学で、資格の学校にも通わなかったし、5問免除の講習も受けていません。
それでも合格することができたのは、「とにかく過去問をやる」という勉強方法が正しかったからだと思っています。
あのままノートにまとめるだけの勉強方法を続けていたら、合格は難しかったでしょう。
努力はもちろん大切です。
ただ、独学はそれ以上に「方法」が大切です。
10年近く経った今でも、その事は大きな学びとして残っています。